肉屋ワルダーンと大臣の娘の話とは? わかりやすく解説

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肉屋ワルダーンと大臣の娘の話(第353夜 - 第355夜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「肉屋ワルダーンと大臣の娘の話(第353夜 - 第355夜)」の解説

バートン版「肉屋のワルダンが女と熊を相手冒険をした話(第353夜‐第357夜)」 東洋文庫版「屠殺人ワルダーンと美女と熊との物語(第353夜‐第357夜)」 カイロ肉屋ワルダーンは、疲れきった顔をした美女毎日上等な肉と羊の睾丸買っていくのをみて、気にかかっていた。ある日、供の荷担ぎ人足ひとりでいるところをつかまえて事情聞いてみると、乙女毎度人足総理大臣屋敷につれていき、目隠しをして階段をおりた先に荷を下ろさせ、再度目隠しをして地上へもどしてから解放するのだという。 翌日乙女の後をつけて秘密のかくし戸の中に侵入したワルダーンは、地下室の中で大猿乙女がまぐわっているのを目撃おどろいた肉屋は、まぐわい疲れた乙女たち眠っているすきに、刀をふるって大猿を殺す。 乙女の話によれば、彼女は大臣の娘であり、十五のとき黒人犯されて男を知ったが、それ以来男の体を求めようになった黒人腎虚で死ぬと、館の老婆知恵で、そのような用途にはがよいといわれ、大猿媾合するようになる。父の大臣がそれを知ると、地下室つくって大猿閉じこめたため、乙女毎日食料運び込んでいたのである肉屋大猿のかわりを務めることになるが、徐々に体がもたなくなってくる。そこで、ある老婆頼んで精力を消す処方してもらい、乙女陰部燻蒸すると、膣から二匹ウナギ出てきた。一匹黒色で、それは黒人の精がたまったのである一匹黄色で、それは大猿のものである精力落ちた乙女にワルダーンは求婚し以後ふたりは幸せ過ごした

※この「肉屋ワルダーンと大臣の娘の話(第353夜 - 第355夜)」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
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