聖ラウレンティウス・クラールホルツ教区教会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/04 08:29 UTC 版)
「ヘルツェブロック=クラールホルツ」の記事における「聖ラウレンティウス・クラールホルツ教区教会」の解説
円形アーチ状の入口を持つロマネスク様式の西梁は元々バシリカ教会に取り付けられていたものである。このバシリカ教会からアプスと側廊が遺されている。このロマネスク教会は14世紀にゴシック様式のハレンキルヒェに改築され、新たな内陣が設けられるなどの拡張がなされた。建物以外では、バウムベルク砂岩製の後期ロマネスク様式の磔刑群像が優れている。内装ではヴォールトの壁画が特筆に値する。それは修道院教会や教区教会の一部に見ることができる。保存されている長堂のヴォールトの色彩は比較的単純であるが、専ら修道院の集会所として利用されていた内陣や翼廊には豊かな彩色がなされている。南翼廊の豊かな動物の象徴的記号は特筆に値する。
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