美濃部都政への批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 14:08 UTC 版)
後に東京都知事になる石原慎太郎は、美濃部都政に対して以下のように激しく批判した。石原は自著『歴史の十字路に立って 戦後七十年の回顧』において、美濃部都政時代に「増税なきバラマキ政策を行ったことで、東京都また日本に無償福祉ポピュリズムという悪しき影響を与えた」「東京都が都政初の財政赤字自治体になったことは負の遺産になった」と批判した。 美濃部都政下の公営ギャンブル廃止に対しても、石原は財源確保の面から批判しており、パチンコ業界に反射的利益を与えた政策と主張している。 石原は美濃部の対北朝鮮政策について「日本の保守派が支持する韓国よりも北朝鮮を正統な国家とする美濃部など革新派の思想が背景にある、当時から外部の人間に監視など移動制限を行う訪朝したことで北朝鮮の異常さも分からないはずもなく、理解した後も支援していたのだろう」と批判した。 ウェブサイト『アゴラ』を主催する池田信夫は、美濃部の政策を「革新自治体のバラマキ福祉」と批判している。
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