美濃焼の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 06:54 UTC 版)
岐阜県東濃にある多治見市・土岐市・瑞浪市・可児市・笠原町の4市1町は昔から美濃焼を地場産業としてきた。中でも多治見市は美濃焼きの集散地として発展して、東濃地方の陶磁器産業の中心地となっている。 美濃は土岐源氏発祥の土地として鎌倉時代から室町時代にかけて中央とも深い関係をもったとされる。 美濃には良質の粘土が多く平安時代より焼き物が盛んであった。 桃山時代の陶工集団や京から来た陶工や茶匠などとの交流により美濃焼きを発展させた。 江戸時代になると民衆向けの雑器をつくるようになり、幕末に磁器の製法が伝わってからは磁器の生産が拡大された。明治時代に入り陶磁器産業の近代化とともに飛躍発展した。
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