美波里高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 05:52 UTC 版)
春の都大会で一回戦で朋王学園と対戦した高校。古豪ではあるが、10年以上、実績を上げていない。かつてリトルリーグ世界一となったチームの監督である大州をスカウトし、古豪復活を目指している。1年生ながら、かつてのリトルリーグ世界一となったメンバーを中心としたチームで、春の都大会で朋王学園と対戦し、勝利するという番狂わせを起こし、夏の西東京大会でも強豪高を次々と撃破し決勝に進出、朋王学園と対戦し優位に試合を進めたが、最後に逆転負けを喫し、甲子園大会出場を逃す。 大州(おおす) 美波里高校野球部監督。4年前、リトル世界一を成し遂げた実績を買われて、監督に就任。そのメンバーを引き連れて、全員1年生ながらもレギュラーに抜擢する。大州圭の父親でもあるが、野球に夢中になりすぎた結果、家庭を犠牲にしてしまい、それが原因で妻とは離婚、娘との関係もギクシャクしている。ただし、復縁はしていないが、頻繁に元妻や娘の家に訪れていて、元妻も邪険に扱わないなど、関係は多少は改善している。 宗谷岬(そうや みさき) 美波里高校一年生。アメリカ系ハーフで金髪。中学時代、ソフトボール日本一の実績を持ち、ソフトボール界では有名選手であったが、野球界では無名の存在で、全く知られていなかった。ポジションはピッチャーで、綺麗な回転がかかったキレのある球を投げる「正統派」の投手。その潜在能力は国沢をして「蛯名以上」と言わしめる。大州圭、ハーディ西井戸とは幼馴染。当初、朋王学園に進学するつもりでいたため、美波里高校の監督に就任した大州からの、かつての教え子たちを集めたチームを作るという誘いを一度は断るが、後述の田中沙流の死をきっかけにして、考えを改め美波里高校に進学する。 ハーディ西井戸(ハーディにしいど) 美波里高校一年生。イラン系ハーフで肌が黒く黒髪。宗谷と同じチームで中学時代、ソフトボール日本一の実績を持ち、こちらもソフトボール界では有名選手であったが、野球界では無名の存在で、全く知られていなかった。ポジションはショートであるが、硬式では投手を志望している。荒削りながらもトルネード投法を使い、球の回転、リリースポイントなどの課題を残しながらも、投球速球は宗谷岬と並び、秘密兵器として落差の大きいフォークボールを会得している。大州圭、宗谷岬とは幼馴染。宗谷岬と同じく、当初は朋王学園に進学するつもりでいたが、同じ理由で美波里高校に進学する。
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