羅聖殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 08:19 UTC 版)
修羅の国にあり、ヒョウ曰く北斗琉拳発祥の聖地とされる。北斗宗家の聖殿が泰聖殿なら、北斗琉拳の聖殿はこの羅聖殿である。屋根の部分は上から見ると六芒星のような形となっている。内部には北斗琉拳の使い手たちの墓碑が無数に屹立し、ここでケンシロウの従者である黒夜叉とヒョウ、そしてケンシロウとヒョウの兄弟対決が行われた。なお、墓碑の高さはいずれもケンシロウの身長(185センチ)との対比で5倍から6倍くらいはあり、その先端は尖っている。 作中の時点では沼に沈んでおり、ヒョウは自分の領地の人間を酷使して沼へ川の水が入るのをせき止め、地上に出した。この復旧作業の監督はヒョウ配下の修羅たちが行い、村人を水のせき止めに必要な石の運搬に使役させた。 作業を迅速に進めるため、修羅たちは村の老人を人質にして二人一組ずつに分け、その状態で片方をギロチンに固定し、もう片方にギロチンの刃とつながっている鎖を咥えさせ、咥えている側が疲れきって鎖を放してしまうとギロチンに固定された側がその刃で死ぬという荒業を行った。だがそこに現れたケンシロウが大岩を使って修羅たちを川ごと埋め立てて始末したことで、ギロチンに固定された老人を含め村人はこの作業から開放された。
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