緊急情報放送システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 02:16 UTC 版)
「エフエムさがみ」の記事における「緊急情報放送システム」の解説
相模原市において震度4以上の地震の発生した時、緊急地震速報発表時、東海地震の警戒宣言が内閣総理大臣から発令された時、東海地震予知情報や東海地震注意情報といった東海地震関連情報が気象庁から発表された時、及びJ-ALERTによる武力攻撃事態等の緊急情報が発信された時に、自動的に通常放送に割り込み、相模原市の防災行政無線であるひばり放送と同一内容を放送して市民に警戒を呼びかけるものである。1995年1月の阪神・淡路大震災発生時に、防災行政無線システムが正常に動作せず市民に的確な緊急情報を提供できなかったことを教訓に、屋外スピーカーなどからの防災行政無線放送を補完する情報提供手段として、1998年6月にシステムが構築、運用されている。相模原市の防災行政無線の情報ではあるが、近隣の市町の住民にとっても有用な情報となりえるものである。 2009年8月11日に発生した駿河湾地震の際には相模原市でも震度4を観測したことから、このシステムが作動した。当日はお盆のため通常の生放送は休止しており、10時から放送予定だった特別番組内で担当パーソナリティーの甲斐ダイスケが緊急情報放送システムについて改めて説明をした。平時においても、緊急情報放送システムの説明及び常にラジオを用意して83.9Mhzを受信できる環境を構築しておくことを呼びかけている。
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