統合報告書
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「IPCC第4次評価報告書」の記事における「統合報告書」の解説
3つの作業部会による報告内容を踏まえた統合報告書(Synthesis Report; SYR) が2007年11月のIPCC総会(スペイン)にて採択され、同年末に公開された。内容は、統合報告書のSPMに要約される。 IPCC議長のPachauri博士は、AR4 SYRの発表の際、下記のようなメッセージを世界に発信した。 気候変化はあらゆる場所において、発展に対する深刻な脅威である。 もう疑っている時では無い。我々を取り巻く気候システムの温暖化は決定的に明確であり、人類の活動が直接的に関与している。 現在進行している地球温暖化の動きを遅らせ、さらには逆転させることは、我々の世代のみが可能な(defining)挑戦である。 そして、次のガンジーの言葉で締めくくっている:「この世界の内に望む変化に、あなた自身が成ってみせなさい。」。
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