経済学の教科書の著者
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「グレゴリー・マンキュー」の記事における「経済学の教科書の著者」の解説
マンキューが一般に広く知られるきっかけとなったのは「教科書」であるといえる。1992年に主に経済学部の学部生向けに『マクロ経済学』(原題:Macroeconomics)を出版し、マクロ経済学のテキストとして全米でベストセラーとなった。今や、世界各国に於ける何十の国々の何百もの大学のマクロ経済学の授業で用いられるようになった。 更に、1998年に経済学を志す人へ向けて『マンキュー経済学』(原題:Principle of Economics)を執筆し、これも瞬く間に経済学テキストとして、日本を含めた世界中でベストセラーとしての地位を築いた。因みに、この原稿料で彼は家を購入した。 又、一般大衆向けのコラムを多く書き、注目を集めている。マクロ経済に限らず時事問題に関する自らの論考を米国経済紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』、米雑誌『フォーチュン』などに寄稿している。最近はハーバード大学経済学部の新入生に向けてブログを作成し、更に砕けたタッチで、幅広いテーマを取り扱ったエッセーを披露している。 共和党の議会指導部に近いとされ、トランプ政権時に「スティーブン・ムーア氏には知的な威厳がなく、上院は承認すべきではない」と手厳しく批判し、人事を検討する上院に強く影響を与えた(日本経済新聞2019年5月3日)。
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