紫根染とは? わかりやすく解説

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しこん‐ぞめ【紫根染(め)】

読み方:しこんぞめ

紫根染めること。また、染めたもの。

紫根染めの画像
紫根を煮るための火をおこす
紫根染めの画像

紫根染

名称: 紫根染
ふりがな しこんぞめ
芸能工芸区分 工芸技術
種別 染織
選択年月日 1978.03.25(昭和53.03.25)
選択要件
備考
解説文:  紫根染は、現在布染と糸染があり、布染は昭和三十二年に秋田県花輪町栗山家技法記録選択された。八重樫家に伝承される技法は、現在知られている唯一の糸染であり、布染の場合染色法異なる点がある。同家伝承され沿革明らかでないが、古くから毎年紫根採集して貯えておき、時に応じて染め行ない自家用着尺夜具地、座蒲団地、帯地などを織ってきた。紫根自生のものでなければならず、自生地きわめて少ないため採集は困難である。かつこの技法唯一の伝承者である八重樫フジが高令であるため、記録作成が必要と認められる
 技法の概要は、ニシコリ木灰とゴ汁(大豆)による下染行ない石臼と木砕いた紫根麻袋入れ、湯をかけても出した色素下染施した糸を染める。下染三日間を要し紫根による染めはほぼ五回くり返し一日程度要して本染と称する濃い紫を得る。
工芸技術のほかの用語一覧
染織:  有松鳴海絞  白石紙布  紋章上絵  紫根染  紫根染・茜染  組紐  黄八丈



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