紙芝居を優れた児童文化として位置づけた
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 02:14 UTC 版)
「紙芝居文化の会」の記事における「紙芝居を優れた児童文化として位置づけた」の解説
紙芝居の「特性」は、作品の世界が現実の空間に出ていき広がり、観客が共感によって作品の世界を自分自身のものにしていくという「理論」を広め、紙芝居を日本独自の文化財として位置づけた。作品研究の中から、優れた作品を選定し、理論を土台とした「演じ方」の実践を推奨した。「個の感性を育む」絵本とともに、「共感の感性」を育む紙芝居は、どちらも、人間が人間らしく生きていくために、車の両輪のように大切で必要なものと呼びかけ、絵本に比べて価値が認められていなかった紙芝居を、優れた児童文化として育てた。
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