紙芝居版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 04:11 UTC 版)
水木が鬼太郎を最初に描いたのは、1954年から始まる『蛇人(じゃじん)』『空手鬼太郎』『ガロア』『幽霊の手』などの数作の紙芝居で、「墓場の鬼太郎」と表記した。これらに描かれた鬼太郎は作品により大きな違いがある。『蛇人』の鬼太郎は「ハカバキタロー」と共通する因果ものの主人公で、蛇の腹から生まれ人間に苛められるが成長したのちに復讐をする物語。『空手鬼太郎』ではギチンという空手使い(船越義珍がモデル)に弟子入りして修行の末に師を打ち破る展開となっている。『空手鬼太郎』でビジュアルも変化し、鬼太郎に似ていたという水木の兄の子をモデルに「多少かわいく」した。
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