純碁のルールとは? わかりやすく解説

純碁のルール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 09:49 UTC 版)

純碁」の記事における「純碁のルール」の解説

基本的なルール通常の囲碁準ずるが、次に挙げるような違いがある。 石の数を競う 通常の囲碁では、それぞれ地の大きさからアゲハマ引いた目数比較して勝負決するが、純碁では、最終的に盤上置かれている石の数だけを比較する盤上の石が置かれていない空所や、アゲハマの数は勝負判定材料ならない地の概念がない 前項関係するが、終局時における盤上空所勝負直接関係しない。そのため、通常の囲碁とは異なり地をいくら囲っていてもそれだけでは点数にはならない点数にするためには、(通常の囲碁で言う)自分の地を埋めていく作業が必要である。 死活の判定がない 死んでいる相手の石は、終局前に明示的に打ち上げる必要がある終局時に盤上残っている石は、どのような形であれ点数数えられる両者連続パスで終局する 一方対局者パスをし、次いでもう一方パスをすれば、それをもって終局とする。通常の囲碁異なり終局において何らかの合意が必要となることはなく、終局の手入れなども発生しない。なお、パス任意に何度でも行うことができる。 その他、同形反復禁止自殺手禁止などは、通常の囲碁と同じである。

※この「純碁のルール」の解説は、「純碁」の解説の一部です。
「純碁のルール」を含む「純碁」の記事については、「純碁」の概要を参照ください。

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