紅の詩【ベニノウタ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8849号 |
登録年月日 | 2001年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ストック | |
登録品種の名称及びその読み | 紅の詩 よみ:ベニノウタ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 21日 | |
品種登録者の名称 | 坊田繁 | |
品種登録者の住所 | 千葉県安房郡白浜町滝口5198番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坊田繁 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「真珠の詩」に「秋の光」を交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫色で中輪の切花向きの品種である。草型は1本立ち、草丈はやや高である。はい軸の色は緑、子葉の色はやや淡緑である。着葉茎の剛直性及び花首部の剛直性はやや強、分枝の位置は上位、わき芽の発生程度はかなり少である。葉形はやや広葉、下葉のきょ歯は少、欠刻はやや深、上部葉の長さはかなり長、幅は広、葉付き角度は斜上、葉数はやや少、葉色は緑、葉の厚さはやや厚、毛じの有無は有である。花穂の形は円すい、花穂上部の伸びは中、花首部の太さは太、花首の長さはかなり長、花穂長はやや長、花間長及び花の直径は中、花色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207)、花弁底部の色は白、八重と一重の花色の差は無、一重花の色は鮮赤紫(同9207)、花らい時における花弁着色の早晩は中、八重花の花弁長はやや長、一重花の花弁長は短、八重花の花弁幅はかなり広、一重花の花弁幅は中、花弁先端部の内曲程度は中、一重花の花弁の内曲程度はやや低、花弁のちりめん状のしわの程度は中、花弁の数はやや多、小花柄長はやや長、小花柄の着生角度は斜上、花数は多、花の香りは中、開花期は早である。「秋の光」と比較して、葉に毛じが有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の農場(千葉県安房郡白浜町)において、「真珠の詩」に「秋の光」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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