米国によるテロ支援組織指定や制裁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:34 UTC 版)
「イスラム革命防衛隊」の記事における「米国によるテロ支援組織指定や制裁」の解説
詳細は「テロ支援国家」および「テロ組織と認定された組織の一覧」を参照 2007年8月、ブッシュ政権が革命防衛隊を「テロ組織」に指定するか検討中と『ワシントン・ポスト』が報じた。同年10月25日、米政府は革命防衛隊のアルクッズ(エルサレム)部隊をテロ支援組織に指定した。この指定を受けると自動的に、アメリカは2001年9月23日制定の大統領令13224号に基づき「テロあるいはテロリストへの資金提供に関わったとされる個人および組織に対する海外取引の全面凍結措置」が実施された。 2018年10月16日には、アメリカ合衆国財務省がバスィージとその系列企業を経済制裁の対象に指定した。少年兵をシリア内戦に送り込んでいることなどを理由に挙げている。 2019年3月にも、ドナルド・トランプ政権がテロ組織指定を検討中と報じられ、同年4月8日に革命防衛隊のテロ組織指定が発表された(発効は4月15日付)。トランプ大統領は、革命防衛隊とビジネス取引をテロへの融資とみなす旨を声明した。これに対してイランも、中東を担当するアメリカ中央軍をテロ組織と指定した。 2020年1月3日には、トランプ大統領の指示を受けた米軍による攻撃で、イラクを訪れていた革命防衛隊のガーセム・ソレイマーニー司令官が殺害された 詳細は「バグダード国際空港攻撃事件 (2020年)」を参照
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