管弦楽のための前奏曲とは? わかりやすく解説

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管弦楽のための前奏曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 00:51 UTC 版)

松村禎三管弦楽のための前奏曲(かんげんがくのためのぜんそうきょく)は1968年に作曲された管弦楽曲。第17回尾高賞受賞作品である。演奏時間は約16分。

作曲の経緯

作曲者が1968年2月から8月にかけて完成させた作品であり、『交響曲第1番』に続く2作目の管弦楽曲である。

初演

1968年11月森正指揮NHK交響楽団により放送初演された。舞台初演は翌年2月28日3月1日岩城宏之指揮、第518回NHK交響楽団定期演奏会にて行われた。

編成

フルート6(全てピッコロ持ち替え)、オーボエ4、クラリネット4、ファゴット3、コントラファゴット
ホルン6、トランペット4、トロンボーン2
(ティンパニバスドラムスネアドラムシンバル(大・小)、シズルシンバルトムトム銅鑼木魚グロッケンシュピールヴィブラフォンチューブラーベル)7、チェレスタ
弦五部

構成

オーボエ独奏の動機で開始される。ピッコロとオーボエが提示する10小節の動機は全曲を支配する。やがてトランペット、オーボエ、クラリネットが加わり、緊張感を増す。59小節から弦楽器による持続音を伴い、木管とトランペットがもう一度主題を重ねていく。全部の楽器が加わると、最初のクライマックスが現れる。

参考文献




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