交響曲第1番_(松村禎三)とは? わかりやすく解説

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交響曲第1番 (松村禎三)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 16:12 UTC 版)

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交響曲第1番は、松村禎三1965年日本フィルハーモニー交響楽団委嘱作として作曲した交響曲。同年6月15日渡邉暁雄指揮同楽団により初演された。演奏時間は約24分。

楽器編成

フルート3(ピッコロバスフルート持ち替え)、オーボエ2、イングリッシュホルン2、クラリネット3、ファゴット2、コントラファゴットホルン4、トランペット4、トロンボーン3、チューバティンパニ打楽器7、ピアノチェレスタハープ弦五部

楽曲構成

3楽章構成だが第2楽章、第3楽章は切れ目なく演奏される。

  • 第1楽章 Andante - Lento‐ Allegro - Lento 
    木琴、木鉦のオスティナートが核になり、いくつもの音の群れが全曲を統一する。途中ヴァイオリン独奏によりクライマックスが抑えられる。
  • 第2楽章 Adagio
    ハープ、フルート、ヴィオラ、ピアノによりアダージョ主題が提示される。弦楽合奏で奏されるピウ・モッソを間に置き、冒頭の主題が再現される。
  • 第3楽章 Allegro - Lento - Allegro 
    短い動機がクラリネットに現れ、徐々に他の楽器が入ってしつこく繰り返される。第1楽章の主題が回帰され、荒々しいクライマックスを形成する。しかし最後には落ち着き、激しい全合奏で全曲が締め括られる。

参考文献




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