等電位化とは? わかりやすく解説

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等電位化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/11 00:23 UTC 版)

等電位化(とうでんいか)とは、電位を等しくすることであるが、ここでは主にの影響により発生する過渡的な異常高電圧、すなわち「雷大波電圧」(雷サージ電圧)、その結果流れる過渡的な異常大電流「雷大波電流」(雷サージ電流)から電気設備などを保護するための接地について述べる。「等電位接地」、「連接接地」、「統合接地」あるいは「一点接地」といった呼称があるが、意味するところはほぼ同じである。


  1. ^ 高圧送電線に止まっている鳥が感電しないのと同じ原理で患者医療関係者の感電事故を防止する。
  2. ^ 例えばA種(第1種)接地の考え方を適用すると、その接地抵抗値の上限10Ωであれば、単純計算で100kAの落雷を受けた場合、100万Vとなる。日本海側(特に北陸)で生じる冬の落雷(大地から重みで垂れ下がった雲の頂上付近への方向)であれば、最悪、400 - 500kAであり、10Ωの接地では単純計算でも400 - 500万Vの電位差が生じてしまう。


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