第63次/第64次長期滞在
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「セルゲイ・リジコフ (宇宙飛行士)」の記事における「第63次/第64次長期滞在」の解説
2019年11月、リジコフはソユーズMS-17および第64次長期滞在のコマンダーのアナトリー・イワニシン(英語版)の代役として、第63次/第64次長期滞在のバックアップクルーに割り当てられた。2020年2月まではこの割り当てが継続したが、ソユーズMS-16のクルーに医学的問題が発生した結果、イワニシンがMS-16に繰り上げられたのでリジコフがイワニシンの役目を引き継いだ。 リジコフはロシア人宇宙飛行士セルゲイ・クド=スヴェルチコフ(英語版)およびNASAの宇宙飛行士キャスリーン・ルビンス(英語版)とともに、2020年10月14日にバイコヌールから打ち上げられた。 2020年11月18日、リジコフは乗組員のセルゲイ・クド=スヴェルチコフとともに二人の初めての船外活動を行った。船外活動は15:12 UTCに始まり、6時間48分後に終了した。作業内容はポイスクの出入り用ハッチの気密チェック、ザーリャの液体流量レギュレーターの取り外し可能なパネルの交換(「かさばるボルト」のために中止)、科学機器での作業、ピアースのトランジットBアンテナのポイスクモジュールへの移動(オーラン宇宙服との通信継続性改善のため)およびポイスクモジュールの降下センサーおよび圧力制御ユニットの位置の変更だった。 リジコフは第64次長期滞在のコマンダーを務めた。 MS-17のクルーは、軌道上でのほぼ185日間の後に、2021年4月17日に地球に帰還した。
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