第59回ベルリン映画祭
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「愛のむきだし」の記事における「第59回ベルリン映画祭」の解説
2009年2月5日 - 2月15日に開催。 フォーラム部門ディレクターのクリストフ・テルヘヒテが「選考委員の他のメンバーも私と同じように、この映画に感動し、興奮した。約4時間という長さを全く感じさせず、独創的で秀逸な映画。ぜひベルリン映画祭でヨーロピアンプレミア上映したい。園子温監督にもゲストとして来て欲しい。」とコメントを残し、通常ベルリン映画祭への出品作は年末から年明けにかけて決まる中、12月上旬という異例の早さで出品オファーが届き一番乗りで出品が決まった。 出品が決まった際に、園は「またベルリンに降り立つことができて、大変うれしい。上映時間4時間だが、体感時間は一瞬。」、西島は「初映画に初出演でベルリン国際映画祭で上映されることは非常に嬉しい。海外の方々にこの作品を見て何か感じて欲しい。ぜひ楽しんでいただきたい。」、満島は「ベルリンへの参加を心から誇りに思う。より多くの方に観てもらえることが最高にうれしい。」とコメントした。 若手監督の登竜門であるフォーラム部門で上映され、「カリガリ賞」を受賞。もう一つ、外部組織の中でも権威ある賞「国際批評家連盟賞」を受賞した。受賞が決まった際、園は「ベルリン映画祭でのこのような賞を受賞するのは夢だったので本当にうれしい。」、西島は「海外で評価されて光栄。賞が2つとは夢のよう。次回は役者としても技量を評価されるように励み、園監督らに恩返ししたい。」とコメントした。
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