第566話 カルミアの髪飾りの女 / 2016年11月
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ミャンマーと思われる国が舞台。この国では非民主的な軍政が続き、国は混乱し貧しいままであった。曲折の末、2015年11月に初めて民主的な選挙が行われ、上下両院とも民選の議席は市民民主同盟がすべて独占したものの、総議席の4分の1は同国の憲法の規定により、軍人が自動的に議員となっていた。また、議員の互選により大統領が選出されるが、憲法の規定で、配偶者やその子どもが外国籍であると大統領に就くことができない。市民民主同盟のリーダーで、建国の父の娘でもあるワウンスンサーシーは英国人男性と結婚し、産まれた男子も英国籍であるため、このままでは大統領になれなかった。憲法改正には議会の4分の3を超える賛成が必要なので、軍人議員が反対し続ける限り憲法改正はできない。このため、ワウンスンサーシーは腹心の部下を大統領職に就かせ、さらに最高顧問というポストを新設し、自身がこの職に就いて実質的に最高権力者となる。そこへ、ある軍人議員がワウンサンスーシーに接触、自分たちのグループが造反するので憲法改正を行わないか、と持ち掛けてくる。
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