第19代総選挙
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 17:25 UTC 版)
「民主党 (韓国 2011-2014)」の記事における「第19代総選挙」の解説
2012年末に予定されている大統領選挙の前哨戦となった第19代総選挙では地域区(246選挙区)で候補者210名を擁立。また進歩党と選挙協力することで合意 し、一部選挙区では進歩党候補を支援した。 当初、政党支持率で与党セヌリ党を上回り優位が伝えられていたが、総選挙候補予備選挙の選挙人団不正募集事件や公薦を巡る葛藤(後述)で支持率が低下、選挙前の80議席を大きく上回る127議席を獲得したものの、セヌリ党から第1党の座を奪取することができず事実上敗北した。選挙翌々日の13日、韓代表は選挙で敗北した責任を取るため党代表を辞任し、指導部選挙において韓代表に次ぐ2位となった文盛瑾最高委員が党憲規定に基づき代表代行となったが、指導部が総辞職し非常対策委員会体制への移行を主張する非主流派(旧民主系)と文代表代行体制を支持する親盧派との間で対立が生じた。そのため15日の最高委員会議で、当面は文代表代行体制で党運営を行うが、5月初めに行う院内代表選挙で院内代表を選出後、非常対策委員会体制に移行することを決定した。5月4日に当選者127名の投票で行われた院内代表選挙では旧・民主系の朴智元が親盧系の柳寅泰を抑えて当選を果たし第1期院内代表(6月に行われる全党大会までの党務を担う非常対策委員長も兼務)になった。
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