第十七章「恐れるべきもの」《Volume 17『SOMETHING TO FEAR』》
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 07:07 UTC 版)
「ザ・ウォーキング・デッド」の記事における「第十七章「恐れるべきもの」《Volume 17『SOMETHING TO FEAR』》」の解説
アレクサンドリアへの帰り道、リックたちはニーガンの部下たちの小部隊に遭遇する。たちまちのうちに制圧し、自分たちはヒルトップの"用心棒"であり、以降手出しは無用というメッセージを伝え、解放する。帰還したリックは、ヒルトップとの契約について、住民に説明する。 一方ユージーンは、弾薬製造に必要な道具を求めてエイブラハムと共に塀の外に出る。突如目を射抜かれるエイブラハム。ニーガンの右腕、ドワイトのグループがリックらを尾行していたのだった。ドワイトはユージーンを人質として開門を迫るが、反撃に遭い、逃げ出す。 予想を上回る事態に直面し、リックたちは援助を求めて再びヒルトップへ向けて出発する。グレンはすでに、妊娠しているマギーのためにもヒルトップに移住する決心をしていた。 道中、野営をしている一行の前に、とうとうニーガンが姿を現す。圧倒的な数の部下を引き連れ、気ままに彼らをもてあそぶ。そして、有刺鉄線を巻きつけた愛用のバット〈ルシール〉を、グレンの頭部に振り下ろす。グレンは、マギーの名を叫びながら息絶える。一週間以内に"貢物"を受け取りに来ると言い残し、ニーガンらは立ち去る。 ヒルトップに到着したリックは、グレゴリーに状況を説明する。だが彼の関心は、ニーガンに"契約"を知られたかどうかという一点だけだった。グレゴリーを殴り倒し、「もしニーガンの集団が数百人の規模であることを知っていれば対策の立てようもあった」と怒鳴りつける。 マギーを残し、アレクサンドリアに戻ってみると、襲撃のあとが生々しく残っていた。だがアンドレアらは無事で、ドワイトを生け捕りにしていた。ドワイトを痛めつけようとするアンドレアを制止するリック。 アレクサンドリアに勝ち目がない以上ドワイトを釈放し、〈救世主〉との"契約"下に入るしかないというのがリックの考えだった。仲間は反発するが、「対立すれば皆殺しにされる。それを避ける方法は一つしかない」と説き伏せる。 ドワイトは釈放される。だが同時にリックは、ジーザスに囁きかける。秘密裡に、〈救世主〉の情報を集めてくれ、と。
※この「第十七章「恐れるべきもの」《Volume 17『SOMETHING TO FEAR』》」の解説は、「ザ・ウォーキング・デッド」の解説の一部です。
「第十七章「恐れるべきもの」《Volume 17『SOMETHING TO FEAR』》」を含む「ザ・ウォーキング・デッド」の記事については、「ザ・ウォーキング・デッド」の概要を参照ください。
- 第十七章「恐れるべきもの」《Volume 17『SOMETHING TO FEAR』》のページへのリンク