第二編「台湾糖業帝国主義」について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 00:58 UTC 版)
「帝国主義下の台湾」の記事における「第二編「台湾糖業帝国主義」について」の解説
第二篇は、4つの章、80ページからなる。 第一章「糖業と植民地」において、甘蔗の栽培の歴史から筆を起こし、第二章「台湾糖業の奨励」と続く。この2章は細分化されていない。 第三章「台湾糖業の資本主義的発展」は本篇80ページ中40ページを占める中心的な章である。第一節「新式工場の勝利」において零細な製糖業者による赤糖製造から近代的な設備を有する新式工場をもった製糖業者へ転換が記され、以下、第二節「混合企業形態」、第三節「地域的発展」、第四節「糖業連合会」、第五節「販売及び金融」、第六節「カルテル内部の争覇」、第七節「糖業帝国主義」、第八節「利潤の源泉地」、第九節「蔗農」、第十節「農民組合」がそれぞれ論ぜられている。 第四章は、「台湾糖業の将来」であり、第一節「国内消費と輸出」と第二節「糖業と米作」に分かれる。「糖業と米作」においては、蔗作地と水田耕作地とが取り合いとなるいわゆる「米糖相克」問題が論ぜられている。
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