第二現場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 07:20 UTC 版)
東京都国分寺市西元町の国分寺史跡・七重塔跡近くの墓地入口および武蔵国分寺跡のクヌギ林が「第二現場」と呼ばれている。現金輸送車が乗り捨てられていた場所である。現金輸送車の中に現金およびジュラルミンケースは残されていなかった。第二現場では、事件当日の朝に濃紺のカローラ(第2カローラ)が駐車しているところを近隣の住人に目撃されていたことから、犯人は犯行現場で奪った現金輸送車を第二現場まで運転し、現金の入ったジュラルミンケース3個をあらかじめ用意していた「第2カローラ」に移し変えて逃走したと考えられた。犯人の「逃走車への乗換」という計略を捜査当局が早期に見抜けなかったことが、検問などの初動捜査で犯人を検挙できなかった一因である。
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