第二段階 〜米太平洋艦隊航空戦力殲滅〜
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「ハワイ攻略作戦 (紺碧の艦隊)」の記事における「第二段階 〜米太平洋艦隊航空戦力殲滅〜」の解説
ハワイ攻撃の報告を受けた太平洋艦隊司令官キンメル提督は別任務のため艦隊主力と離れていた空母『エンタープライズ』を基幹とするハルゼー艦隊および『レキシントン』基幹の艦隊と合流していなかったため、ハルゼー艦隊に無線電話で連絡を取ったが、この交信は索敵中の『星電』によって傍受されており、これを利用した三角測量により日本側は2艦隊双方の位置も把握した。 『星電』からの通報を受けた高杉艦隊がハワイ攻撃から帰投した第一波攻撃隊を急行させる一方、報を傍受した日本海軍第一二潜水戦隊所属伊168潜、伊170潜、伊173潜の3隻が急行、カウアイ海峡へ敵を求めて東上していたハルゼー艦隊に攻撃を加え、航空攻撃と併せ最終的にこれを殲滅する事に成功した。この戦闘により、ハルゼーはエンタープライズと共に戦死している。 一方、『レキシントン』は運悪く紺碧艦隊と遭遇し、戦火を交える事無く雷撃によって轟沈した。なお、ハルゼー艦隊を攻撃した伊168潜には紺碧艦隊司令官前原一征少将が座乗しており、攻撃指揮を行っていた。
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