第二段階…ピラミッド型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:20 UTC 版)
「人口ピラミッド」の記事における「第二段階…ピラミッド型」の解説
18世紀に入るとイギリスを皮切りに産業革命が起こる。製造業や技術が発展したことで食料の生産効率が飛躍的に向上し、医療も進歩したため子供の死亡率が大きく低下した。その結果、社会は「多産少死」となり、人口が急速に増え始める(人口爆発)。人口ピラミッドは上図bのようなピラミッド型となる。 ピラミッド型の人口ピラミッドはフィリピン、インド、パキスタン、メキシコなどのアジアや中南米の新興国に多くみられる。この形はすなわち若年層の割合が多いことを意味しており、経済成長においては非常に有利な形となる(いわゆる人口ボーナス)。 2020年代現在の世界全体の人口ピラミッド(冒頭の図参照)はこの形に近い。
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