第一章『俯瞰風景』の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:18 UTC 版)
「空の境界」の記事における「第一章『俯瞰風景』の登場人物」の解説
巫条 霧絵(ふじょう きりえ) 声 - 田中理恵 / 伊藤美紀 身長:161cm / 体重:40kg / 荒耶宗蓮が両儀式のために用意した3つの駒の一人であり、宗蓮は「死に依存して浮遊する二重身体者」と呼んでいる。起源は「虚無」。 月姫において混血の天敵として挙げられた家系の1つである巫淨家の最後の一人。家族はすでに他界しており、彼女自身も病のために余命いくばくもないと宣告され、ある病院に入院している。宗蓮の力を借りて、視力を失う代わりに霊体というもう1つの身体を得る。 外の世界を憎みつつも空に憧れて、廃ビル「巫条ビル」を根城に霊体で浮遊していた。そして無意識下で浮遊していた者たちにそれを意識させたため、結果として自分は飛べると勘違いした女子高生たちが次々と飛び降り自殺を行なうという事件を引き起こす(最終的に7人を自殺させる)。後述の理由によって「巫条ビル」に調査にやってきた黒桐幹也の魂を奪ったことで、彼を取り戻しに来た式に霊体を殺された。その後、病室に訪れた蒼崎橙子との会話を経て、無関係の人を自殺させた罪悪感と一度経験した死を再び経験するために飛び降り自殺した。 式が昏睡していた時に入院していた病院と同じ病院に入院しており、頻繁に式の見舞いに来ていた幹也に好意を持っていた。そして彼なら、自分を生きたままどこにでも連れていってくれると感じて、魂を奪うことにつながった。 劇場版では、第四章に1シーンのみ登場。 巫条 康紀(ふじょう やすき) 巫条霧絵の父親。 妻と霧絵とその弟の4人家族。家族は霧絵を残して皆、事故により他界している。
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