第一次反攻撃砕作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 04:35 UTC 版)
5月11日夜、雲南遠征軍の第20集団軍は怒江を渡河し、騰越方面に向けて反攻を開始した。これに対して第56師団は、大塘子正面(蔵重連隊(歩兵第148連隊)主力)、冷水溝正面(日隈大隊(歩兵第148連隊第2大隊))、紅木樹方面(松井連隊(歩兵第113連隊)主力)、平戞方面(安部大隊(歩兵第146連隊第1大隊))、ピモー正面(猪瀬大隊(第18師団歩兵第114連隊第1大隊))、クンロン正面(捜索第56連隊)で、それぞれ寡兵よく敵の大軍を撃退した。遠征軍は5月20日頃から改めて全面攻撃を再開したが、蔵重連隊主力、松井連隊主力が各地に転戦して敵を撃破し、さらに江萱街南東方地区に進出した遠征軍第53軍主力を南北から挟撃して、激戦の末敗走させた。 こうして、遠征軍の第一次反攻は失敗に終わった。
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