競馬開催日における臨時停車・臨時列車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 06:21 UTC 版)
「淀駅」の記事における「競馬開催日における臨時停車・臨時列車」の解説
京都競馬場の最寄駅となっており、場内・場外の競馬開催日には利用客が多いことから、古くから急行が当駅に臨時停車していたが、2008年10月のダイヤ改正により、急行に代わって新設の快速急行が当駅に臨時停車するようになった。しかし2011年5月のダイヤ改定では快速急行が競馬開催の時間帯に運転されなくなったため、淀屋橋駅方面からは樟葉駅発着の急行の一部を当駅発着の臨時列車として延長運転する形で対応しているが、出町柳駅方面からは臨時停車や臨時列車の運転は行われず、通常通り準急・普通のみの停車となった。その後2014年秋より開始した毎年春と秋の土曜日と休日に実施の特別ダイヤでは、午前中に淀屋橋発の快速急行が設定されているが、特別ダイヤ実施日が中央競馬開催日と重複する場合に限り、その快速急行を当駅に臨時停車している。これにより、特別ダイヤ実施日に中央競馬が開催される場合のみではあるが、3年ぶりに当駅への快速急行の臨時停車が復活した。ただし2016年3月19日ダイヤ改定より通年使用可能なダイヤにしたため、特別ダイヤは廃止されたものの、快速急行の臨時停車は継続して実施されている。2017年2月25日のダイヤ変更では土休日午前中の上り快速急行が急行となったため、当該時間帯は急行が臨時停車を行う。2020年から行われる京都競馬場の大規模改造工事に伴い、臨時停車は2020年6月28日より中止。 競馬終了時間帯には当駅発の定期列車が設定されているものの、日によっては臨時列車が設定される。 過去には、ディープインパクトが菊花賞に出走した2005年10月23日に、駅ホームの安全性を考慮して淀屋橋行き特急4本を急遽臨時停車させたことがあった。 なお、2008年10月26日には菊花賞開催により多客が見込まれたため、淀駅始発の臨時特急が1本初めて運転された(枚方市駅からは同駅始発の特急淀屋橋行き)。その後も同年11月18日や翌年5月2日、5月3日など数度の運転実績がある。この時の発車メロディは、かつて京阪特急の発車時に採用されていた『フィガロの結婚』である。
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