端歌の発生と流行とは? わかりやすく解説

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端歌の発生と流行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 06:45 UTC 版)

地歌」の記事における「端歌の発生と流行」の解説

さらに、これらに含まれない雑多な曲も多数作られた。これを「端歌(はうた)」と呼ぶが、江戸端唄とは別ののである一部地歌端歌から取り入れられている物もある)。端歌一部流行歌など大衆的な音楽含み軽音楽的な要素もあって、地歌大衆的歌謡との接点でもあった。プロである盲人音楽家だけではなく素人愛好家たちによって作られた曲もあり、全般的に叙情的な小品が多い。18世紀半ばになると端歌大坂中心に大量に作曲されるようになり、鶴山勾当検校政島検校らによって洗練され大い流行した。同世紀末作られ峰崎勾当「雪」は、端歌もの地歌傑作として有名である。このほか「黒髪」「鶴の声」「小簾の戸」「芦刈」「所縁の月」「袖の露」「菊の露」「落し文」「名護屋帯」「露の蝶」「袖香炉」などがよく知られている。

※この「端歌の発生と流行」の解説は、「地歌」の解説の一部です。
「端歌の発生と流行」を含む「地歌」の記事については、「地歌」の概要を参照ください。

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