立志の像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 08:54 UTC 版)
『立志の像』は秋田市立城南中学校のシンボルで、校舎前の市街を見下ろす位置に立っていたが、現在は正面玄関前に移設している。製作者は、彫刻家の小柳力。 仁井田、四ツ小屋、上北手の三つの中学校が統合して出来た学校だけに、全校生徒に何か一つ心の拠り所になるものはないかと創設当時の教師や生徒が考えたのが『立志の像』である。この像は等身大の少年少女の姿を白色セメントで仕上げたもので、約1.6mの台座に立つ。1971年12月に除幕している。 少年の立像は北極星を指差し、より高く、勇ましく、きびしい北風に向かっても我が志を貫き進む姿を表す。少女の座像は海のように深く、広く、おおらかな気持ちを失わないようにということを表している。未来に対する限りない希望、毎日のきびしい生活の中でも自分自身をしっかりと見つめ逞しく生きてほしいと願い、生徒の心に明日への前進を決意させる象徴である。
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