窪所とは? わかりやすく解説

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窪所

読み方:クボドコロ(kubodokoro)

建武政府警備隊


窪所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 08:52 UTC 版)

窪所(くぼどころ)は、建武の新政期(広義の南北朝時代)に朝廷に設置された令外官。十数人が任命され、主に元弘の乱で功績のあった武家が占めた。職掌については二説あり、鎌倉幕府で民事訴訟(雑務沙汰)・訴訟雑務を担当した機関問注所を引き継いだ文官という説と、宮中の要所を天皇親衛隊として警備した武官という説がある。いずれにせよ、後醍醐天皇自らが関わる重要機関だった。建武政権の崩壊に伴い、短期間で消滅した。


  1. ^ a b 『大日本史料』6編1冊238–242頁.
  2. ^ a b c 『大日本史料』6編3冊131–132頁.
  3. ^ 笠松宏至「二条河原落書の世界」(新訂増補週刊朝日百科 日本の歴史5中世II - 11 『後醍醐と尊氏』所収、朝日新聞社、2002年)
  4. ^ 亀田 2015, 室町幕府発足以前の高師直: 鎌倉幕府〜建武政権下の師直.
  5. ^ 森 2012, 第4章第1節.


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