積分によるものとは? わかりやすく解説

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積分によるもの

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 02:09 UTC 版)

対数平均」の記事における「積分によるもの」の解説

対数平均指数関数用いた面積として解釈するともできるM lm ( x , y ) = ∫ 0 1 x 1 − t y t   d t = y − x ln ⁡ y − ln ⁡ x . {\displaystyle M_{\text{lm}}(x,y)=\int _{0}^{1}x^{1-t}y^{t}\ \mathrm {d} t={\frac {y-x}{\ln {y}-\ln {x}}}.} この解釈により対数平均がもついくつかの基本的な特性簡単に導出できる。指数関数単調であるため、長さ 1 の区間での積分は x, y によって制限される積分演算子斉次性対数平均反映されM lm ( c x , c y ) = c M lm ( x , y ) {\displaystyle M_{\text{lm}}(cx,cy)=cM_{\text{lm}}(x,y)} となる。 以下のように、他にも対数平均を導く有用な積分表現がある。 1 M lm ( x , y ) = ∫ 0 1 d t t x + ( 1 − t ) y {\displaystyle {1 \over M_{\text{lm}}(x,y)}=\int _{0}^{1}{\operatorname {d} \!t \over tx+(1-t)y}} 1 M lm ( x , y ) = ∫ 0 ∞ d t ( t + x ) ( t + y ) {\displaystyle {1 \over M_{\text{lm}}(x,y)}=\int _{0}^{\infty }{\operatorname {d} \!t \over (t+x)\,(t+y)}}

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積分によるもの

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対数平均」の記事における「積分によるもの」の解説

次の n+1 個の実数の組 S := { α 0 , … , α n ∣ α 0 + ⋯ + α n = 1 , α 0 ≥ 0 , … , α n ≥ 0 } {\displaystyle S:=\{\alpha _{0},\,\dots ,\,\alpha _{n}\mid \alpha _{0}+\dots +\alpha _{n}=1,\quad \alpha _{0}\geq 0,\dots ,\alpha _{n}\geq 0\}} を考える。このとき対数平均M I ( x 0 , … , x n ) = ∫ S x 0 α 0 ⋅ ⋯ ⋅ x n α n   d α {\displaystyle M_{\text{I}}\left(x_{0},\,\dots ,\,x_{n}\right)=\int _{S}x_{0}^{\alpha _{0}}\cdot \,\cdots \,\cdot x_{n}^{\alpha _{n}}\ \mathrm {d} \alpha } と一般化される。これは指数関数差商 exp[ln x0, ... , ln xn] を用いて簡単に書くことができ、 M I ( x 0 , … , x n ) = n ! exp ⁡ [ ln ⁡ x 0 , … , lnx n ] {\displaystyle M_{\text{I}}\left(x_{0},\,\dots ,\,x_{n}\right)=n!\exp \left[\ln {x_{0}},\dots ,\ln {x_{n}}\right]} となる。 たとえば n = 2 のとき、3変数 x, y, z の対数平均は以下となる。 M I ( x , y , z ) = − 2 x ( ln ⁡ y − ln ⁡ z ) + y ( ln ⁡ z − ln ⁡ x ) + z ( ln ⁡ x − ln ⁡ y ) ( ln ⁡ x − ln ⁡ y ) ( ln ⁡ y − ln ⁡ z ) ( ln ⁡ z − ln ⁡ x ) {\displaystyle M_{\text{I}}(x,y,z)=-2{\frac {x\left(\ln {y}-\ln {z}\right)+y\left(\ln {z}-\ln {x}\right)+z\left(\ln {x}-\ln {y}\right)}{\left(\ln {x}-\ln {y}\right)\left(\ln {y}-\ln {z}\right)\left(\ln {z}-\ln {x}\right)}}}

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