稲葉地電車運輸事務所とは? わかりやすく解説

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稲葉地電車運輸事務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 05:21 UTC 版)

名古屋市電の車両基地」の記事における「稲葉地電車運輸事務所」の解説

稲葉地電車運輸事務所(いなばじ でんしゃうんゆじむしょ)は、名古屋市中村区稲葉地町2丁目にあった車庫である。中村線終点稲葉地町停留場隣接し名古屋駅前と星ヶ丘を結ぶ1号系統と、稲葉地町東山公園を結ぶ2号系統運行担当していた。敷地面積は3,337坪で、最大ボギー車58両を収容でき、トラバーサーを1台備えていた。所属車両取り付けられ記号は「稲」。 当車庫は、池下電車運輸事務所機能を移す形で1958年昭和33年12月10日開設された。中村線稲葉地町まで延伸したのはその2年前1956年昭和31年7月15日で、この時稲葉地電車運輸事務所の前身である池下電車運輸事務所稲葉操車場開設された。その後1963年8月1日市営バス運輸事務所併設して稲葉電車自動車運輸事務所となり、中村線全線廃止に伴い1972年昭和47年3月1日閉鎖。後に自動車運輸事務所としても閉鎖された。 車庫稲葉地本通交差点南西角にあった。跡地には1973年度に市営住宅の北稲葉地荘が建設されている。

※この「稲葉地電車運輸事務所」の解説は、「名古屋市電の車両基地」の解説の一部です。
「稲葉地電車運輸事務所」を含む「名古屋市電の車両基地」の記事については、「名古屋市電の車両基地」の概要を参照ください。

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