稲畑廣太郎とは? わかりやすく解説

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稲畑廣太郎

稲畑廣太郎の俳句

父も又早世の人獺祭忌
 

稲畑廣太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 23:31 UTC 版)

稲畑 廣太郎(いなはた こうたろう、1957年5月20日[1] - )は、日本の俳人。母は稲畑汀子。曾祖父に高浜虚子稲畑勝太郎。祖父は高浜年尾。伯母は坊城中子。従弟は坊城俊樹。大叔母は星野立子高木晴子上野章子。従伯母は星野椿。再従兄は星野高士。再従姪は星野愛。大叔父に稲畑太郎池内友次郎

略歴

兵庫県芦屋市生まれ。幼少時より母・汀子について俳句に親しむ。甲南幼稚園甲南小学校甲南中学校・高等学校を経て、1982年に甲南大学経済学部を卒業後、合資会社ホトトギス社入社により本格的に俳句を志す。1988年「ホトトギス」同人、同誌編集長。2000年虚子記念文学館理事、2001年日本伝統俳句協会常務理事。2005年「ホトトギス」雑詠選者及び副主宰。2013年10月、汀子より引継ぎ「ホトトギス」主宰に就任。クラシック音楽の愛好家で俳句にも音楽を詠み込んだ句がある。句集に『玉箒』『半分』『八文の六』、著書に『曽祖父虚子の一句』。

2017年、『玉箒』で第2回加藤郁乎記念賞を受賞。

著書

  • 『廣太郎句集』(花神俊英叢書)花神社 2001
  • 『半分 句集』日本伝統俳句作家叢書 朝日新聞社 2002
  • 『曽祖父虚子の一句』俳句入門シリーズ ふらんす堂 2002
  • 『八分の六 句集』(角川21世紀俳句叢書)角川書店 2009
  • 『玉箒 稲畑廣太郎句集』ふらんす堂 2016
  • 『閏 俳句日記2016』ふらんす堂, 2018.4

編著

脚注

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.443

参考文献

  • 坂口昌弘著『平成俳句の好敵手』文學の森
  • 稲畑汀子 編 『ホトトギスの俳人101』 新書館、2010年、204-205頁

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