移住地から沖縄県に持ち込まれた植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 13:25 UTC 版)
「オキナワ移住地」の記事における「移住地から沖縄県に持ち込まれた植物」の解説
トックリキワタ トックリキワタ(別名:トボロチ)は、アオイ科(旧パンヤ科)の落葉高木でピンク色の大きな花が咲く樹木である。琉球政府の農業技術者であった天野鉄夫が、1964年、オキナワ移住地で開かれたボリビア移住10周年記念式典に参加した際に、ボリビアから種子を持ち帰ったことによる。帰国後、天野の自宅で種子から苗木を育て、1970年に初めて開花した。その後、沖縄県の各地に植樹された。沖縄への導入の経緯から「トックリキワタ」を「南米ざくら」などと呼び、花の観賞樹木として親しまれている。沖縄では10月下旬〜12月上旬に花が咲く。 ジャカランダ ノウゼンカズラ科の落葉高木で、青紫色の小さな花を多数つける樹木である1964年に、トックリキワタと同様に琉球政府の農業技術者であった天野鉄夫が沖縄に持ち帰り、開花に成功させた。満開時に紫雲がたなびいて見えるように見えることから、天野が「紫雲木(シウンボク)」と命名した。
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