秦観とは? わかりやすく解説

しん‐かん〔‐クワン〕【秦観】

読み方:しんかん

[1049〜1100中国北宋文人。字(あざな)は少游または太虚、号は淮海居士(わいかいこじ)。高郵江蘇省)の人。蘇軾(そしょく)の弟子すぐれた抒情詩多く残した。著「淮海集」。


秦観

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 03:17 UTC 版)

秦観

秦 観(しん かん、1049年皇祐元年)- 1100年元符3年))は、中国北宋詩人・政治家。は少游・太虚。号は淮海居士。高郵軍高郵県の出身。

蘇軾の門下となり、黄庭堅晁補之張耒とともに「蘇門四学士」と称された。元豊8年(1085年)の進士。太常博士・国史館編修になったが、紹聖年間(1094年 - 1098年)に入ると新法派によって中央から退けられた。杭州通判を皮切りに郴州雷州などに左遷され、召還をうけて帰途にあった藤州で生涯を終えた。

詩風を一言で表現すると繊細であり、女性の様な弱々しさとの評がある。また、においては男女間の機微を詠った作品が多い。

関連項目

  • 陸游 - 陸游の(務観)は秦観のそれに由来するという。



秦観と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「秦観」の関連用語

秦観のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



秦観のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの秦観 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS