秋冬篇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 07:39 UTC 版)
「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」の記事における「秋冬篇」の解説
1997年イギリス総選挙で労働党が勝利し、トニー・ブレア政権が誕生する(5月1日)。ジュードは腐れ縁だった恋人のリチャードとの結婚を宣言するが、結婚式計画にレベッカが噛んでいたことが分かり、シャロンは彼女に絶交を言い渡す。ブリジット・シャロンと仲直りしたいジュードの策略で、レベッカは渋々実家に彼女たちを招待する。レベッカはこの席で橋から飛び込んで足に怪我をし、客として来ていたマークの同僚のジャイルズが自殺未遂を起こすが、ブリジットが適切に処置をしたことでマークは彼女を見直す。 ブリジットはシャロンと共にタイへ休暇旅行に向かい、飛行機で出会ったジェッドとガンジャやマジックマッシュルームを楽しむ。リゾート地でバックパックを盗まれたふたりは、ジェッドの計らいでイギリス行きの航空券を確保してもらうが、ブリジットの荷物には密輸用麻薬が仕込まれており、逮捕されてしまう。留置場では、出発直前に参加した詩読会でマークに渡された、キプリングの詩を読んで心の支えにする。マークや外務省のおかげでジェッドは逮捕され、ブリジットは無罪放免で帰国するが、翌日起きたダイアナ妃の自動車事故死(英語版)に打ちのめされる(8月31日)。帰国したブリジットはジャイルズとレベッカが付き合い始めたことを知る。 ブリジットはフラットの大穴に対処するため、ゲイリーに督促書を送るが、激昂した彼は逆に銃弾を送り付けてくる。彼女は危険な自宅を出てマークの家に身を寄せるようになるが、そこで詩読会でのメモは復縁を願った彼の手紙と取り違えられていたことが分かる。2人は復縁し、シャロンと揃ってジュードとリチャードの結婚式に出席する。酔った勢いで散々なクリスマスカードを方々に送り付ける姿は相変わらずだが、マークから長期のアメリカ行きに誘われるなど、ブリジットは昨年までとは全く違う幸せな生活を送るのだった。
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