秋分日との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:53 UTC 版)
毎年国立天文台が「秋分日」を含め作成する翌年の『暦象年表』という小冊子に基づき、施行年の前年の2月第1平日付の官報の公告(特殊法人等)欄の「暦要項」において「秋分の日」として公告される。『暦象年表』以降の将来も秋分日は天文学で計算できるが、このような手続きを経るため正式な「秋分の日」は公告でしか確定しない。なお、この暦要項は、閣議決定などはされず、閣議報告事項でもない。 天文計算で「秋分日」は、1852年以降はすべて9月23日であったが、1888年以降は1896年(明治29年)まで閏年のみが9月22日となった。1900年以降は閏年のみ9月23日で、それ以外は9月24日となったが、1921年以降は閏年翌年も9月23日となったため、2年毎に日付が変わった。1951年以降は閏年前年のみ9月24日となる以外は9月23日となり、9月24日が秋分日となった1979年(昭和54年)を最後に1980年以降はすべて9月23日となっていた。2012年以降は閏年に再び9月22日の秋分日が現れ、2045年から閏年翌年も9月22日となり2年毎に日付が変わる。2079年から2100年までは、閏年前年のみが9月23日になり、それ以外はすべて9月22日になる。次に秋分日に9月24日が現れるのは2103年と2107年と計算されている。 近年の春分日、秋分日は#項末の表を参照。 現行制度でこれらの「秋分日」が「秋分の日」となるかは前年にならないと確定しない。
※この「秋分日との関係」の解説は、「秋分の日」の解説の一部です。
「秋分日との関係」を含む「秋分の日」の記事については、「秋分の日」の概要を参照ください。
- 秋分日との関係のページへのリンク