祖母の峰【ソボノミネ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第4734号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | 祖母の峰 よみ:ソボノミネ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 9月 17日 | |
品種登録者の名称 | 樋渡義男 | |
品種登録者の住所 | 大分県直入郡荻町大字馬場954番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 樋渡義男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「希望」の枝変わりであり,花色は明紅で中輪花の切花用品種である。 草型は立性,草丈は中である。茎の太さは中,長さは21~40cm,節間長は 8~ 9cm,最長節間の位置は第5節,節数は15~18節,茎の色は濃緑,ろう質の有無は中,硬さは硬である。葉長(第5葉)は 9~11cm,葉幅は 0.8~ 1.2cm,葉色は濃緑,葉巻き程度及び葉のろう質の有無は中である。花房の形は一茎一花,つぼみの形は円柱形,花は八重で盛咲,大きさは 7cm,花色は明紅(JHS カラーチャート0106)の単色である。花弁の形は丸,大きさは大,花弁縁の鋸歯の形は浅,数は少,花弁数は36~50枚である。がく筒の形は円柱形,長さは 3.6cm以上,直径は 1.3~ 1.6cmである。花の香りは弱,開花習性は四季咲き,早晩性は晩,がく割れの多少は少である。 「希望」と比較して,花色が明紅であること等で,「佐用姫」と比較して,茎の太さが細いこと,最長節間の位置が第5節であること,節数が15~18節であること,葉巻き程度が巻くこと,花色が明紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に育成者のほ場(大分県直入郡荻町)において,「希望」の中に花色の異なる枝変りを発見し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成2年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 祖母の峰のページへのリンク