祐一の親族など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 21:47 UTC 版)
清水房枝 演 - 樹木希林 祐一の祖母。長崎の田舎町の魚市場で働いている。家族を棄てた依子を良く思っておらず、祐一の母親代わりに小さい頃から育ててきたため「祐一は私の息子」と認識している。矢島の会社で働き始めて間もない頃の祐一に買ってもらった、オレンジ色のスカーフを大事にしている。平凡な日常を送っていたが悪徳業者に騙されたり、事件後からは自宅前に群がるマスコミから容疑者の家族としてマイクを向けられ始める。 清水勝治 演 - 井川比佐志 祐一の祖父。祐一、房枝と3人で暮らしている。多くの時間を寝たきりで過ごしているが、人に肩を貸してもらった状態なら何とか立って歩ける。病院を退院後自宅療養中だったが、冒頭で再び入院することになる。日常的に文句が多く房枝たちの手を焼かせる。 清水依子(よりこ) 演 - 余貴美子 勝治・房枝の次女で祐一の母。祐一を棄てた後、洋菓子店経営している。祐一が小学校入学前後に家を出た模様。祐一が指名手配された後、久しぶりに実家に顔を出し房枝に、自身の職場にも警察が来たことを話す。 矢島憲夫 演 - 光石研 祐一の大叔父。祐一が勤める解体業を経営。面倒見が良い性格で、清水家を気にかけており時々自宅に寄って様子を見たり会話をしている。自分の生活を犠牲にして祖父や近所の高齢者の病院の送り迎えをする祐一を不憫に思っている。
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