社会福祉の町づくり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 15:16 UTC 版)
合川町は成立当初より災害に見舞われ、苦難が相次いだ。そのため、社会福祉は立町以来の悲願であった。 1958年には町内の篤志家から原資を募り、秋田県初となる社会福祉金庫を創設。1957年には、満85歳以上の高齢者に敬老年金制度を作り、100円札10枚を配布した。これは1961年に制定された国の国民年金、老齢福祉年金に先駆けた制度であった。 1965年には大野台に知的障害者施設「愛生園」を開園させ、また1960年代から70年代にかけて救護施設や授産施設、またそれらの施設で働く人の通勤寮を整備し、同地域を「大野台の里」にした。また1980年には大野台の里に東京都の委託施設を誘致した。 また1964年には国庫補助金を利用し下杉に児童館を開設した これらを受けて合川町は1966年9月に全国で初めて「社会福祉宣言の町」を決議した。
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