砲弾と装薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/11 09:38 UTC 版)
「四五式二十四糎榴弾砲」の記事における「砲弾と装薬」の解説
本砲は分離装薬を用いる。装薬は金属製の薬筒に収容される。装薬は一号装薬から五号装薬を使用した。薬筒は発射後、閉鎖器を開くと自動的に蹴り出される。 一号装薬:三号帯状薬9.7kg。初速387.4m/s、最大射程10,350m。 二号装薬:二号方形薬6.41kg。初速320.5m/s、最大射程8,150m。 三号装薬:二号方形薬4.79kg。初速271.0m/s、最大射程6,350m。 四号装薬:二号方形薬3.63kg。初速233.0m/s、最大射程4,900m。 五号装薬:二号方形薬2.84kg。初速205.0m/s、最大射程3,900m。 砲弾は以下のものが用意された。砲弾は巨大なため、砲手3名によりランマーで一気に押し込まれた。 破甲榴弾。弾量200kg、全長877.8mm。八八式大延弾底信管を底部に装着する。炸薬量13kgで着速317mの場合、鉄筋コンクリート41cm、通常コンクリート82cmを貫通する。 九五式破甲榴弾。弾量198.94kg。全長877.8mm。九五式破甲大三号弾底信管を用いる。 試製二式榴弾。弾量185kg。九八式二働信管、二式機械信管を使用。 試製二式破甲榴弾。試製二式破甲大二号弾底信管を使用。
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