石灰藻とは? わかりやすく解説

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せっかい‐そう〔セキクワイサウ〕【石灰藻】

読み方:せっかいそう

藻類のうち、石灰質を体壁に沈着するものの総称サンゴモ科の紅藻などがある。熱帯地域サンゴ礁形成関係する


石灰藻

読み方せかいそう
【英】:calcareous algae

カルシウムを含むきわめて硬い一種。石灰藻が異常繁殖し海底の岩を覆い尽くすと、海藻が全く繁殖できず、生態系重大な影響を及ぼす海藻枯死し、石灰藻が海底覆い尽くすことを「磯焼け現象といい、現在各地発生し苦慮している。

石灰藻 [Calcareous algae]

 体内石灰沈積する藻類総称代表的なもの紅藻サンゴモ緑藻カサノリがある。とくにサンゴモ種類多く広く世界各地潮間帯から100m上の深さまで分布する。このことから、サンゴモサンゴ礁表面新たに石灰追加補給する役割果たしており、サンゴ礁形成に欠くことができない藻類である。その強固なことから化石としてもよく残る。シガテラ毒をもつ渦鞭毛藻ある種の石灰藻の表面上に着生するまた、ある種の石灰藻にフグ毒検出されている。



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