石原正明とは? わかりやすく解説

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いしはら‐まさあきら【石原正明】


石原正明

読み方いしはら まさあき

江戸後期国学者尾張生、江戸住。通称喜左衛門、名は将聴のち正明、号は堂。初め本居宣長の門に、のち塙保己一の門に学ぶ。寛政4年(1792)保己一の温故堂の塾頭となる。有職故実通じ、また歌も能くし、その詠歌一万余首に上る著書に『堂集』『尾張家苞』等がある。文政4年(1821)歿、58才。

石原正明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/18 04:32 UTC 版)

石原 正明(いしはら まさあきら[1][2]宝暦10年(1760年) - 文政4年1月7日1821年2月9日))は、日本国学者歌人

初名は将聴。通称は喜左衛門。号は蓬堂。

人物

宝暦10年(1760年)、尾張国神守宿(現津島市神守町)の豪農石原文右衛門の次男(第5子)として生を受ける[3]。幼少期より漢学を学び、有職故実に精通する[3]。33歳のときに本居宣長に入門する[4][5]。また、塙保己一の元で群書類従の編纂に関わる[4]。保己一に認められ、和学講談所(温古堂)の学頭となった[4]

文政4年(1821年)1月、名古屋において病死[4]

著作

  • 『年々随筆』[4]
  • 『律逸』[4]
  • 『尾張廼家苞』[4]
  • 『百人一首新抄』[4]
  • 『冠位通考』[4]
  • 『制度通考』[4]

脚注

  1. ^ 小項目事典,367日誕生日大事典, デジタル大辞泉,精選版 日本国語大辞典,改訂新版 世界大百科事典,デジタル版 日本人名大辞典+Plus,ブリタニカ国際大百科事典. “石原正明(イシハラマサアキラ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2025年8月18日閲覧。
  2. ^ 石原正明(まさあきら)の墓”. apec.aichi-c.ed.jp. 2025年8月18日閲覧。
  3. ^ a b 黒田剛司 & 浅井厚視 2011, p. 81.
  4. ^ a b c d e f g h i j 黒田剛司 & 浅井厚視 2011, p. 82.
  5. ^ 上田正昭ほか監修 著、三省堂編修所 編『コンサイス日本人名事典 第5版』三省堂、2009年、105頁。 

参考文献

  • 黒田剛司、浅井厚視『尾張津島見聞録―津島はこんなに面白い―』津島商工会議所、2011年8月16日。 



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