短所を補う工夫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 14:40 UTC 版)
「クローズドドアシステム」の記事における「短所を補う工夫」の解説
山陽自動車道では、高坂パーキングエリアを乗り換え専用の停車地とし、直行路線のないしまなみ海道沿線や広島県東部各地から広島空港へのアクセスの確保を行っている。 国土交通省関東運輸局の要請で上信越自動車道の藤岡パーキングエリアを乗り換え専用停車地とし、直行路線のない区間でも相互乗り換えでアクセスを確保する社会実験を行うべく、アンケートを実施している。 九州自動車道では、2007年7月1日より基山パーキングエリアに多くの高速バスを停車させ(九州号・ひのくに号のスーパーノンストップ便を除く)、直行路線の無い方面(北九州 - 鹿児島間など)や直行便が少ない都市間(大分・宮崎・鹿児島 - 長崎など)へのアクセスの確保を行っている。 山交バス・宮城交通の高速仙台 - 山形線では、山形市内の一般道区間においてクローズドドアシステムの一部を緩和し、山形県庁前と南高校前の2つのバス停で山形駅前行の片方向のみを乗降可能とした。山交バスの山形市内線は赤字が原因で路線廃止と減便が続き年々利便性が低下していたが、高速バスの山形市内区間を活用することによって、わずかな経費で山形市内利用者の利便性を高めることができた。山形県庁→南高校前→山形駅前の市内路線バスは平日1日23本しかないが、同じ区間を走る仙台からの高速バスは平日1日80本ある。なお、同じバス停の仙台方面行と、同路線の仙台市内区間は緩和されていない。
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