真円真珠発明者頌徳碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 14:58 UTC 版)
「円山公園 (志摩市)」の記事における「真円真珠発明者頌徳碑」の解説
真円真珠発明者頌徳碑(しんえんしんじゅ はつめいしゃ しょうとくひ)は、半円真珠の養殖に成功した御木本幸吉と、真円真珠の養殖法を発明した見瀬辰平と西川藤吉(御木本の娘婿)の名を刻んだ記念碑である。1960年(昭和35年)に建立され、2007年(平成19年)に円山公園へ移された。碑面は「眞圓眞珠發明者頌德碑」と旧字体で書かれ、中央に真珠をイメージした大理石の球体が取り付けられている。 元は賢島にあった国立真珠研究所(現・増養殖研究所)の玄関前にあったが、1979年(昭和54年)に研究所が閉鎖したため、長沢運動公園(農業者トレーニングセンター)へ移設、さらに真円真珠発明100周年を記念して、2007年(平成19年)に円山公園へ移設された。移設を巡り、志摩市議会では議員から碑の球体が真珠であることを分かりやすくするために碑を加工してはどうかという意見が出されたが、市長は「参考にする」と答弁するにとどめ、加工せずにそのままの姿で移設された。また移設と同時にサクラの記念植樹も行われた。
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