直列6気筒OHV(排気量=2,912cc、欧州仕様最高出力=147仏馬力/5,250rpm、欧州仕様最大トルク=23.5kgm/3,500rpm)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 21:52 UTC 版)
「MG・MGB」の記事における「直列6気筒OHV(排気量=2,912cc、欧州仕様最高出力=147仏馬力/5,250rpm、欧州仕様最大トルク=23.5kgm/3,500rpm)」の解説
MGCに搭載されたエンジン。呼称は「BMC Cタイプ」。グループ内のオースチン・ヒーレー「3000」と同形式。 「BMC Bタイプ」の4気筒と比べて出力は向上したものの、エンジン自体の重量は約95kgも重くなり、その重量増加分の殆どが前輪に集中してバランスが悪化。強いアンダーステア傾向が出るようになり、MGB本来の美点であった軽快なハンドリング性能はスポイルされてしまった。 元々スペースに余裕のあるMGBのエンジンベイではあるが、エンジン自体の体積が大きくなったことから、エンジンベイは若干の構造変更を受けている。また大きくなったラジエーター等を避けるためボンネットにバルジ状の膨らみが設けられ、更に2基のSU社製キャブレターを避けるためティアドロップ型の盛り上がりも設けられている。サスペンション形式も変更を受けた。このエンジンを搭載したMGCは現代では稀少車の部類に入る。
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