白山 - 新潟の信濃川橋梁と新駅への要望
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:53 UTC 版)
「越後線」の記事における「白山 - 新潟の信濃川橋梁と新駅への要望」の解説
前節の通り橋梁東詰までは複線化工事が進められているものの、既に架橋から70年を経過している橋梁部の架け替えや複線化などについての具体的な計画は無く、JR東日本新潟支社も「現段階で架け替えの必要はなく、複線化の予定もない」との見解を示している。この白山 - 新潟間は営業キロ上の駅間距離が3.1kmとやや長くなっており、1980年代から沿線住民や新潟県立新潟南高等学校の通学者、新潟県の社会福祉施設「新潟ユニゾンプラザ」の利用者などから新駅の設置要望が出されている。しかし要望する地点は信濃川橋梁の南詰側に位置し、築堤やカーブなどの構造物が存在する。また周辺は東港線と新潟県道1号新潟小須戸三条線の2本の幹線道路が交差する地点で、駅舎用地の確保も課題となる。こうした立地上の問題などもあり、JR東日本新潟支社は消極的な見解を示していた。2018年になり、新潟市はJR東日本から新駅設置について検討するよう要望を受け、上所駅(仮称)の検討に2018年度の予算を計上した。2022年2月7日、新潟市とJR東日本新潟支社は新駅「上所駅(仮称)」設置に向けて基本協定を締結した。新駅は2面2線方式で3、4年後の開業を予定している。
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